第二の皮膚のような作用を持つメリノウールのシームレスウェアは、多様な構造と高い快適性を叶えつつ、着る人をしっかりと守ります。
生地の無駄は最小限
ホールガーメント技術により、裁断と縫製が不要になり、必要な量の素材だけを使用して衣服を作れます。
動きやすい
激しい動きにも対応する高い伸縮性と回復力で、着る人の動きにフィットしながらも、型崩れすることなく元の形状に戻ります。
体温調節機能
生きている繊維であるウールは、体温の変化に反応し、寒いときには暖かく、暑いときには涼しく保ってくれます。
仕組み
ウールのシームレス技術
ウールのベースレイヤーには従来、裁断して縫製する製法が用いられ、その種類は限られていました。しかし現在では、丸編みと横編みの技術が採用され、肌に直接触れるベースレイヤーだけでなく、ミッドレイヤーやアウターレイヤーの衣服もシームレス構造で幅広く製造されるようになっています。
このようなシームレスニットに特化したウール糸やウールを多く含む糸が新たに開発され、コアスパンやラップスパンの技術によって糸の強度も増しています。
シームレス・アパレルの特徴は、一枚の生地にさまざまな柄や編み目を異なる色で組み合わせることができるところです。衣服の片面のみに着圧部分やメッシュ組織といったパーツを組み合わせることができ、多様な構造と高い快適性を叶えつつ、着る人をしっかりと守ります。
詳細についてはウールマーク・テクニカルチームにお問い合わせください
シームレス・ガーメント技術を利用しているウールマークパートナー
シームレス・ガーメント技術は、Karl Mayer、Santoni、島精機製作所、Stollの4大メーカーを中心とした究極のニット技術です。
SANTONIとSÜDWOLLE
ザ・ウールマーク・カンパニーはSantoniおよびSüdwolleと提携し、12アイテムからなるヨガ・コレクションを制作しました。デザインは革新的なニットウェア・デザイン企画会社であるStudio Eva x Carolaが担当し、Santoniの最新型丸編み機とSüdwolleグループの15.5マイクロン メリノウール糸を使用しています。このコレクションには、レギンス、クロップトップ、ブラジャー、レーサーバック・タンクトップ、Tシャツなどが含まれ、すべてパフォーマンスを考慮したデザインとなっています。